平成22年度
熟年大学

一般教養科目

公開講座


全10回シリーズです。
    
   
公開講座は毎月第三木曜日にSAYAKA小ホールで開催されます。

開講月日 講師 テ ー マ
第1回



22年5月20日
村田 晃嗣

神戸市生まれ。
同志社大学法学部卒業
米国ジョージ・ワシントン大学留学
神戸大学大学院法学研究科博士課程修了(神戸大学博士)
同志社大学法学部教授


「変化するアメリカと日本の今後」
〜オバマ大統領の多様性に期待する〜

2010年は、日本で7月に参議院選挙、11月にアメリカで中間選挙と、日米共に重要な内政上の転換点に当たる。しかも、日米安保条約改定50周年と、日本外交にとっても節目に当たる。こうした内外情勢を分析しながら、より長期的な視点に立って2010年の意義を考えてみたい。

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第2回



6月10日
玉置 半兵衛 
   (辰次)


京株式会社 半兵衛麩 会長
創業元禄二年麩商十一代当主
半兵衛を継承
協同組合全国製麩工業会理事長
京都経済同友会 幹事
同上教育プロジェクト副委員長

「三百二十年続く老舗の訓え」

江戸時代の石門心学(石田梅岩)の訓えを代々伝え、日常生活の中に家訓「先義後利」を実践する家系。
「生命の大切さ」「人の生き方」「まっ当な商ひ」を現世代の人々に伝える
子や孫の将来の為にも〜。
半兵衛麩は生麩、やき麩が本業で「ゆば」は補足商品「京麩の半兵衛」

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第3回



7月15日
坂野 勝彦

大阪市生まれ。三田市在住
大阪外国語大学中国語学部卒
商社勤務 通算24年海外駐在
(ウィーン、ロンドン、北京等)
帝塚山大学法学部 教授

「どう生きる?これからの日本」
〜課題と解決への提案(提言)〜

かつては経済一流、政治は?流と揶揄されながらも今なお世界で平和な国として上位にある我が日本。押しよせる世界同時不況の中、新政権の下、これからの日本はどこへ行くのか、20余年の海外駐在生活の体験エピソードを紹介し、ご一緒に考えませんか。
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第4回



9月16日
森谷 敏夫

兵庫県生まれ。京都市在住
南カリフォルニア大学大学院
スポーツ医学研究科博士課程修了(Ph.D.学術博士)
テキサス大学、テキサス農工大学助教授
京都大学大学院人間・環境学研究科教授


「生涯現役のおもしろ健康学」

「生涯現役、死ぬまで元気」を実現するためのノウハウを楽しく解説します。
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第5回



10月21日
平田 雅男

徳島県生まれ。徳島市在住
学習院大学卒西洋美術史
大塚国際美術館学芸室室長
せとうち美術館ネットワーク委員
徳島県博物館競技会委員
徳島市国際交流協会理事


「西洋絵画に観る生老病死の世界」
〜泰西名画を10倍楽しみましょう〜

仏教の四苦である「生老病死」はどんな人間にも共通した永遠のテーマ。
世界初のセラミックアート美術館である大塚国際美術館は、展示作品の二割以上が宗教絵画。
西洋人と日本人の死生観や人生観等の違いを比較宗教学の立場から鑑賞しましょう。
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第6回



11月18日
小泉 望

大阪府生まれ。
京都大学農学部卒(農学博士)
奈良先端科学技術大学院大学
大阪府立大学生命環境科学部教授

「遺伝子組み換え食品と
私たちの生活」


日本人は世界で一番多く遺伝子組換え食品を食べていると言われます。そう聞くと不安に思う人が少なくないかも知れません。
遺伝子組換え食品とは何か?
その利用のされ方、安全性について考えましょう。
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第7回



12月16日
真栄平 房昭

沖縄県生まれ。
九州大学大学院文学研究科
博士課程修了
日本学術振興会特別研究員
神戸女学院大学総合文化学科
教授

「江戸幕府は海洋国・琉球から
海外情報を得ていた」


これまでの「鎖国」イメージではなく、新たな歴史の見方について学ぶ。
その一例として、江戸時代における「琉球王国」をとりあげ、中国との交流を中心に見ていく。
近世の海外交流の窓口の1つであった琉球を通じて日本にもたらされた「海外情報」についても具体的に紹介したい。

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第8回



23年1月27日
宮本 又郎

神戸大学大学院経済学研究科
修士課程修了
大阪大学経済学部 教授
大阪大学名誉教授
関西学院大学大学院経営戦略研究科 教授


「江戸を支えた商人の町大阪」


江戸時代は「停滞社会」と見られ勝ちですが、決してそうではなく、経済的には大きな躍動があり、近代への準備がなされた時代でした。そのなかで、大阪は全国経済の中心として、大きな役割を果たしました。なぜ大阪が繁栄したのか、米市場、ものづくり、問屋と両替商、江戸や諸国との関係などについてお話しする予定です。
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第9回



2月17日
嘉数 次人

大阪市生まれ。
大阪教育大学大学院
修士課程修了
大阪市立科学館 学芸員
同館主任学芸員


「ビックリ!江戸時代の科学」

江戸時代の昔というと、科学技術とは全く無縁な時代に感じますが、実はハイレベルな「科学力」を持っていたのです。伊能忠敬による精密な地図作りの秘密をはじめ、さまざまな江戸の科学を紹介します。
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第10回



3月17日
橋爪 紳也

大阪市生まれ。
京都大学工学部建築学科卒
同大学院修士課程修了
大阪大学大学院博士課程修了
工学博士
大阪市立大学 教授
大阪府立大学21世紀科学研究機構 教授

「関西文化のまちづくり」

大阪を事例に文化を生かしたまちづくりの考え方を実践例について講じます。
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さて、今年一年、
充実した講演内容が楽しみです。