青春18きっぷで行く日帰りの旅
第1回 五箇荘コース
(29年9月1日)

「五箇荘金堂町」、それは近江商人ゆかりの地として知られており、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
白壁・舟板張りの土蔵が続き、風情豊かなまちの中を清らかな水が流れ、錦鯉が優雅に泳ぐ掘割が縦横に走っています。
江戸末期から昭和初期にかけて活躍した近江商人の軌跡をたどる旅を満喫しました。

行 程 表
出発  到着  路線  行き先など    出発   到着   路線  行き先など 
   8:20 金剛駅     集合   
   8:29 金剛  8:51 三国ヶ丘 南海高野線 なんば(各駅停車)  16:56  大阪   17:24 三国ヶ丘   関空新快速 解散 
   9:17 三国ヶ丘 9:45 大阪 阪和線   関空(快速) 15:31 能登川 16:42
大阪  京都線 京都(新快速)
10:00 大阪  11:09 能登川 京都線  長浜(新快速) 15:09 ぶらざ三方よし 15:20 能登川 近江鉄道 能登川(バス)
11:45 能登川 11:55 金堂 近江鉄道 八日市(バス)    

  
能登川駅から近江鉄道バスに乗って五箇荘金堂町へ

    
五箇荘金堂町
滋賀県東近江市五箇荘地区にある町で、古代条里制の区画割を残す農村地帯であると同時に近江商人発祥の地です。
近江商人とは、近江国(現在の滋賀県)に本宅(本店、本家)を置き、他国へ行商して歩いた商人の総称で、
大坂商人、伊勢商人と並ぶ日本三大商人のひとつです。金堂地区には近江商人屋敷3邸が公開されています。


 
 
外村繁邸
外村宇兵衛の分家で、湖国の生んだ作家外村繁の生家です。出自である近江商人を題材にした小説や私小説を多く発表しています。


  
外村宇兵衛邸
外村宇兵衛は、呉服類の販売を中心に東京・横浜・京都・福井などに支店を有し、
全国億万長者番付に名を連ねるなど近江を代表する豪商としての地位を築きました。

  
  
中江準五郎邸
1934年(昭和9年)に三中井百貨店を創業し、朝鮮半島・中国で約20店舗を経営し、百貨店王と呼ばれました。
蔵の中には五箇荘が生んだ郷土玩具・小幡人形・土人形が多数展示されています。


  
弘誓寺(ぐぜいじ)
真宗大谷派寺院で、那須与一の孫、愚拙(ぐとつ)を開祖とし、正応3年(1290年)に創建されました。
五箇荘金堂重要伝統的建造物群保存地区の中心的な存在です。