町の美術館と歴史史跡を訪ねる
第2回 伊丹市コース(23年2月25日 


伊丹市は古くは摂津の国の西摂と呼ばれた土地で、
伊丹城(有岡城)の城下町として、また、一説に「清酒発祥の地」として知られています。
気候は温暖で、冬には昆陽池などにカモなど多数の渡り鳥が飛来しますし、
俳人・上島鬼貫のふるさとでもあります。

今回は猪名川をはさんだ伊丹空港の反対側にある伊丹城(有岡城)の城下町周辺の散策です。
柿衛文庫、市立美術館、城下町の郷町館、猪名野神社、城下の守りでもあったろうお寺等を訪れました。

お天気は曇りでしたが暖かく上着を1枚脱ぐ暖かさ・風も爽やかで、散策絶好の日和でした。
午前中は美術鑑賞ですばらしい作品を堪能。
午後からはボランティアガイド3名のお世話で伊丹市内を見学、
参加者18名(+スタッフ2名)はゆったりとした歴史散策のひと時を楽しみました。

みやのまえ文化の郷
伊丹市立美術館、柿衛(かきもり)文庫、
伊丹郷町(いたみごうちょう)館・・・旧岡田家酒蔵・旧石橋家住宅
伊丹市立工芸センター、新町家(しんまちや)
を有する文化ゾーン。

柿衛文庫(左)と伊丹市立美術館(右)     柿衛文庫・伊丹市立美術館の庭園
 
伊丹郷町館の外観   
 
旧岡田家酒蔵     旧石橋家住宅
   
旧石橋家住宅 
 

猪名野神社
延喜4年(904年)に尼崎の猪名寺から遷座された郷町の氏神で近衛家の庇護を受けた
境内には「東の芭蕉、西の鬼貫(おにつら)」と称された上島鬼貫の句碑がある

  

法厳寺(ほうがんじ) 通称「楠木寺」
兵庫県指定文化財(天然記念物)の樹齢500年の楠が有名


本泉寺
楠一族の墓がある受講豪壮な300年以上の建物

大きな本殿を見上げて説明を聞きました
 
本殿での集合写真


伊丹城(有岡城)
国の史跡指定。日本最古の天守台を持つ平城